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パワーコート912CF

 

コバルト非含有の
3価クロム化成処理剤

環境負荷物質であるコバルトを含有しない銀白色3価クロム化成処理剤です。コバルトを含有していませんが、耐食性は旧来の製品と同等です。

パワーコート912CFの特徴

その1

コバルトフリー

環境負荷物質であるコバルトを含有していません。

その2

艶のある黒色

コバルトを含有していませんが、艶のある綺麗な黒色皮膜が得られます。

その3

耐食性は従来と同等

耐食性(中性塩水噴霧試験)は従来の6価クロメートと同等以上です。

その4

6価クロム非含有

6価クロムを含有しないため、排水処理が容易です。

3価クロム化成処理剤の処理条件

※左右にフリックしてご覧いただけます。
項目 標準(使用範囲)
処理濃度:パワーコート912CFA 90m L/L (80~200m L/ L)
処理濃度:パワーコート912CFB 30m L/L (20~100m L/ L)
処理pH 2.3 (1.8~2.7)
処理温度 30℃ (20~40℃)
処理時間 50秒 (30~70秒)
攪拌 エアー攪拌または処理物揺動
処理槽 PVC、FRPライニング処
処理かご 樹脂コーティング

建浴時、苛性ソーダ水溶液 または硝酸で、所定のpHに必ず調整してください。

補給

パワーコート912CFAと67.5%硝酸を5:2の体積比率で混合した溶液でpH調整を行い、その補給量の1/2量のパワーコート912CFBを補給します。

パワーコート912CFAと67.5%硝酸を5:2の体積比率で混合した溶液を1000ml、912CFBを500ml補給します。

 

※硝酸 水溶液 67.5% 硝酸: 市水 1:4

3価クロム化成処理剤の処理工程

  • 亜鉛めっき
  • 水洗
  • 硝酸浸漬
  • 水洗
  • 912CF処理
  • 水洗
  • 仕上げ
  • 乾燥

取り扱い上の注意

パワーコート912CFA、CFBは強酸性です。必ず安全メガネやゴム手袋などを使用してください。本剤が皮膚に触れたときには直ちに水で洗ってください。
排水処理はクロム系の処理を行ってください。

仕様

薬液構成

パワーコート912CFA

パワーコート912CFB

性状

パワーコート912CFA: 濃赤紫色の強酸性液体

パワーコート912CFB: 無色透明の強酸性液体

荷姿

パワーコート912CFA: ポリ缶(入目 20kg)

パワーコート912CFB: ポリ缶(入目 20kg)

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